どことなくモダンの調子のある、お洒落にダウナーな歌ものポップだ。残酷であればこそ、美しくもある世界にあって。生存とは、そもそも病理なのだという、その諦念は潔い。そして満身に傷を負いながらも、運命を見届けるために泳いでゆく。ある死生観がここでは鳴っている。それは暗い時代を、せめても前向きに生きるための、よすがなのであろうか。(utakiki)
どことなくモダンの調子のある、お洒落にダウナーな歌ものポップだ。残酷であればこそ、美しくもある世界にあって。生存とは、そもそも病理なのだという、その諦念は潔い。そして満身に傷を負いながらも、運命を見届けるために泳いでゆく。ある死生観がここでは鳴っている。それは暗い時代を、せめても前向きに生きるための、よすがなのであろうか。(utakiki)