vocanoha

合成音声の音楽に、言の葉を捧ぐ:詩的なボカロ曲レビューサイト

コットタウン「オリ」


エレクトロニカな音響の、淡いイノセンス音楽であろうか。またはメロディのあるポエトリーか。ゆっくりとすぎる時の流れに、内面の独白がとりとめもなく折り重なる。それは空間と戯れている、ひとひらの羽毛のようだ。孤独でありながら、どこまでも自由であって、寂しさはない。イメージとしては冬の朝だけど、イラストの子は半袖短パンですね。まあそんな子がいたっていい。(utakiki)