vocanoha

合成音声の音楽に、言の葉を捧ぐ:詩的なボカロ曲レビューサイト

ふるがね「ぐしょー」


エレクトロニカな音響に、淡く優しい音色の、リズミカルなポップソングである。記憶や思い出はたくさんあるけど、それに縛られるでもなく、清楚に今を楽しむような生き方には、自然体のイノセンスが感じられる。そう、人は何度でも今を生きなおせるのだ。夢のなかで恋するように、水槽入りのメルヘンチックな世界観もよい。(utakiki)