vocanoha

合成音声の音楽に、言の葉を捧ぐ:詩的なボカロ曲レビューサイト

ondo「Darling」


晴れやかに恋に浮ついた、リズミカルな冬のポップスだ。それにつけても、恋愛とは不可思議なものである。ありふれた日常の光景の色合いが、ある他者の存在ひとつでまったく変わってしまう。風に吹かれた木漏れ日のぬくもありが、こんなにも暖かだったなんて。もし願わくば、君が同じ気持ちでいてくれたなら…… このままどうにでもなってしまおう。はるかに墓場までも。(utakiki)