vocanoha

合成音声の音楽に、言の葉を捧ぐ:詩的なボカロ曲レビューサイト

ごーぶす「小休止」


ありふれた都市の日常を、お洒落に切りとったポップスである。それも恋愛でもなければ、娯楽でもなく、とある職場からの帰路を題材として。もちろん都市のそのままの日常は、そこで生きる人間の心のありようは、こういつも綺麗にはゆかないものだ。ただ私たちのささやかな憧れに、この音楽は応えるだけである。そしてまた明日となる。(utakiki)