vocanoha

合成音声の音楽に、言の葉を捧ぐ:詩的なボカロ曲レビューサイト

こえだ、「アンサー」


ローファイな音色のよき、エレクトロニカな質感のポストパンクであろうか。往々にして人とは、自らの実存のうちに、意味を求めてしまう存在である。しかし生きるときは生きるし、死ぬときは死ぬ。それだけの話に、模範解答なんてありはしない。ただ自分なりのアンサーがあればいい。そんな心の空模様が、淡く投影された楽曲だろう。(utakiki)